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Fragments

Fragments [Airport version]

テーマ:日本中世文学, 随筆

モチーフ:方丈記, 下鴨神社摂社 河合神社* -京都-

クリエイター:山本信一, 木下真理子, Corey Fuller

『方丈記』を交点にした、常に“うつりかわるもの”を眺めながらも感じる“普遍的なもの”

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとゞまりたるためしなし。世中(よのなか)にある人と栖(すみか)と、又かくのごとし…」。鴨長明の『方丈記』の一節を揮毫した書を現代美術に変換し、映像表現として時間軸を与え、言葉を分解・再構築したサウンドを重ねることによって構成された作品。木下真理子が書の活動でコンセプトにしている空や縁起の感覚。コリーフラーが取り組んでいるアンビエントの織りなす豊かな静寂。山本信一が作品で目指している風景を眺めるときのメタ的な視点。それぞれのアーティストのもつ世界観を『方丈記』を交点にしてコラボレーション。

*河合神社 : 世界遺産である賀茂御祖神社(通称:下鴨神社)(京都府京都市)の摂社

Synichi Yamamoto
山本信一

メディアアーティスト・映像作家。オムニバスジャパン・クリエイティブディレクター。デジタル機材を使った映像作品に日本でも早くから取り組み、現在まで先鋭的な作品を数多く手がけている。ビデオアート、実験映像、メディア アート、クラブミュージック、エレクトロニカ、アンビエント、TVプログラム、コマーシャル、サイエンスビジュアライゼーション、ジェネレイティブと横断している。
https://www.omnibusjp.com/supersymmetry/

Mariko Kinoshita
木下真理子

書家。兵庫県立大学 環境人間学部 非常勤講師。東アジアで古来受け継がれている伝統文化としての書を探求。専門は漢字(篆書、隷書、草書、行書、楷書を書き分ける)であるが、女性の感性を生かした漢字仮名交じりの書にも取り組む。映画『利休にたずねよ』、NHK『にっぽんプレミアム』、『第64回正倉院展』などに関わる題字を担当。公開揮毫は『日本書紀 完成1300年』記念式典ほか。
https://kinoshitamariko.com/blog/

Corey Fuller
Corey Fuller

アメリカ生まれ日本育ち。東京在住。NYの音楽レーベル12kよりソロ名義、ILLUHA名義、OHIO名義で活動し、坂本龍一、Taylor Deupree、Stephan Mathieuといった様々なアーティストと作品をつくり、世界各国で演奏。最新作は「Break」。自然とテクノロジー、都会の中の静寂などをテーマに、パブリックアートやアンビエント(空間音楽)など活動の場は型に嵌めず広い。
https://www.coreydavidfuller.com/